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手術後3日目

相変わらずぐっすりなんて寝れず。
起床時間より前に目が覚めて、トイレ→洗顔→タオルで体を拭く→着替え→ベッドのタオルを変える を今日も行う。
微熱中。
お腹は空いているも食欲がなくダラダラと朝食をとる。
3分粥、鰆焼き、車麩と人参の煮物、里芋の味噌汁、牛乳
食欲ないとかいいつつ完食。
食器を戻しに行くと、もうカートがなくなっている。まだ40分しかたっていないのに・・・
もってウロウロしていると看護師さんが預かってくれた。
今日はシーツ交換の日らしい。バタバタっと来て、バタバタっと済ませていった。
日中だけの点滴になったが、全部で3種類あって、2つは同時に行う。
が、なぜか今日は点滴が体に入っていかない。
1つずつで腕をねかせていると大丈夫だけど、腕を少しでも上げるとまったく入らず。
自分でも点滴が落ちているかを確認しながらの行動。
本も読むしTVも見るけど、ロビーにマンガがそろっているので読みまくる。
昼食は5分粥、白菜和え、炒り豆腐、白桃、ヨーグルト。
硬膜外の痛み止めを1回しか押していないので他の人より1,2日長持ちをしてようやく今日はずすことに。
(日数でなく、なくなるまでつけていてくれる)
でも、これを取ったら突如痛くなるのでは?とドキドキ。
セレコックスは出ているけど、不安だなぁ。
今まで、こうしたら痛いとかいう体勢もまったくないからねぇ。
ウロウロしに部屋を出ると担当医の先生に遭遇。
どうやら私のところにくるところだったっぽい。というか、一緒に部屋を出てしまった。
内膜症もあった旨母から聞いたので確認してみた。
全然痛くないというと、そんなことないだろ!?と言わんばかりだった。
ほとんど話もせずにさようなら。
色々聞くことあっただろうに、先生が来るなんて予想外だったから。
3つ目の点滴は昨日痛くなったぶん。
今日は落ちないわ、痛いわで、ほとんど体に入らないままでやめることになった。
針の周りの腕が冷た~くなっちゃうんだよ。
女医さんが硬膜外を外しに来た。
ベリベリパリパリとはずしていったのはいいが、背中も首も糊がベッタベタのまま。
拭いてもくれないのかいっ。
蒸しタオルで自分で拭いたわさ。なんか悲しくなったわさ。
自分じゃ見えなくてとれないから、夜来た看護師さんに言って拭いてもらい、持って行ったリンデロンを塗ってもらった。
もうここまで来ると、言えばやってくれるけど、言わないと患者扱いはされませぬ。
夕食。全粥、ふろふき大根。ブリ照り、いんげんの胡麻和え。
硬膜外が取れると心なしか痛い気がする。
歩くときもわずかに腰が曲がっているような・・・
まだ便が出ないからお腹がはってるし。
今晩からセレコックスのお世話になります。(効いてくれ)
今日は会社の人が通院ついでによってくれておしゃべりしたり、ベッドを空けていることが多かった。
消灯時に背中がカッカヒリヒリで眠れなかったので、ナースステーションで氷枕をもらい、眠剤ももらった。
氷枕は冷えすぎない程度に当てていたら楽になった。
眠剤はまだ服用せず。
ラジオを聴きながらウトウト。
どれくらい眠れたか、目が覚めた。
緊急事態。
片耳からはラジオが聞こえ、もう片耳からはTVさながらの事態が・・・
心臓マッサージ、患者さんの名前を呼ぶ声、AEDの声、看護師さんが別の看護師さんを呼ぶ声、医者が挿管を指示する声、別部屋を探す声、荷物を全て出す音・・・
聞きたくないけど聞こえてくる。
静かになる。
同室だったのでリアルもリアル。怖かった。
吐いちゃってる人もいる(病状のせいか精神的なものかは不明)
TVの中のリアルではない。自分のすぐそこでの現実。。。
2時くらいの出来事。
まんじりともせず朝を迎える。
トイレに行くのも怖かった。
でも、生きている私は日常を送るしかない。